JamhubとRoland HS-5、自宅バンド練習機を徹底比較!
どちらがキングオブセッションミキサーの名に相応しいか!?
さて、前回ヘッドフォンを使ってサイレントにバンド練習が出来るRoland HS-5を紹介しました。
しかし、それよりも前に紹介していたJamhubも実はほぼ同じような商品で、どちらも"セッションミキサー"とでも言うべき位置づけのものです。
機能としては本当のほぼ同じようなものですが、この二つの商品の特徴や違いを比較してみましょう。
Jamhub各種&Roland HS-5スペック比較表
チャンネル数 | 録音機能 | 売価 | |
Roland | 最大 5 | USBケーブル経由PC接続 / | 62,000円 |
Jamhub | 最大 7 | USBケーブル経由PC接続 / | 95,000円 |
Jamhub | 最大 7 | USBケーブル経由PC接続 | 63,000円 |
Jamhub | 最大 5 | - | 37,000円 |
※売価は2015年3月調べのおおよその相場です。
特徴を比較
Jamhub三機とHS-5のスペックとおおよその売価をザックリと並べて見ますと、HS-5がなんだか割高に見えるかもしれません。
が、よく見てみるとJamhub三機種のどれとも微妙に被らないようにうまくスペック・売価が設定なされているのがわかるかと思います。
まず、ほぼ同じ価格帯であるGreenRoomに比べチャンネル数では劣っていますが、HS-5はUSBメモリーへの直接録音機能が付いているのでその分は優位に立てるといったところでしょうか。
逆にJamhubでPCに繋がず直接録音できる機能が欲しいと思ったら、売価で10万円近いTourBusを選ぶ必要があります。
また、USBケーブル経由でPCに接続した場合、HS-5はそのままマルチトラックレコーディングが可能です。
Jamhubは特に明記されていませんが、別売りでマルチトラックレコーダーが販売されているので、Jamhub本体だけではマルチトラックレコーディングは不可能と思われます。
PCにつないでDAWソフトでパートごとにトラック処理したいという場合はHS-5の方が良いでしょう。
このように、レコーディング機能を考えればHS-5はなかなか優秀。
ただ、HS-5は一人一人が各自他のパートのモニタリングの音量が調節できません。
ヘッドフォンを使わない通常の練習であれば同じですが、Jamhubは一人一人が各自自分のヘッドフォンに流れる音量をパートごとにいじることができるので、例えばドラムはベースだけを強調して聞くとか、ボーカルはギターを強調して聴くとか、ということが出来るんですよね。
練習するにおいて、これは結構いい点だと思います。
まとめ
色々書きましたが、Rolandさんは後発でありバリエーションも一機種だけながら、Jamhubの3機種の間をうまく縫ってきた印象ですね。
7チャンネル必要という場合はJamhubしか選択肢はありませんが、そんな大編成なバンドも日本では少ないでしょうし、録音がしたいというのであればHS-5が良いでしょう。
逆に、録音よりも練習がメインであればHS-5よりもJamhubの方が良いでしょう。
各自細かくモニタリング音量を調整できる点は結構メリットかと。
以上ザックリとではありますが、JamhubとRoland HS-5の比較でした。
ご購入を検討されている方のお役に立てれば幸いです。
ちゃお!
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