新世代の真空管が登場します!
新開発された真空管 Nutube
KORGがノリタケカンパニーリミテド社とともにオーディオ・楽器機器向けの真空管として、『 Nutube 』(ニューチューブ)を開発したと、1月22日に発表しました。
名前からして完全にY○utubeにあやかっていますが、これは只者じゃありませんよ。
新世代真空管 Nutubeの特徴
まず何よりも、その形状が特徴的。
普通真空管といえばこんな形なんですけどね。
一般的な真空管(プリ管)
それが冒頭の写真のような、なんだか現代チックな形になりました。
なんだかソリッドステートっぽいイメージになったように感じる方も多いと思います。
実はこのNutube、トランジスタなど他のパーツとともに基板に取り付けられるサイズ・規格になっているんです。
今までは真空管と言えば、ソケットに差し込んで使用していました。
そのソケットもアンプのパーツの中ででは結構大きめのものなので、アンプに組み込む時なんかは基板などとは別途固定してPtoP配線でつなぐか、基盤に取り付ける場合は十分スペースをとって、というのがセオリーでした。
が、Nutubeは容積比で従来の真空管の30%以下のサイズ。
他のパーツの近くに取り付けるとなると真空管の熱が気になるところですが、従来の真空管の2%以下の電力で動作するそうなので、熱もそれほど出ないものと思われます。
KORGのことですから、KORG自身のマルチエフェクターなどはもちろん、VOXのアンプやエフェクターにも載せてくるんじゃないでしょうか。
それどころか、Nutubeが内蔵された真空管アンプ付きのヘッドフォンなんかも出てきちゃうかもしれません。
ヘッドフォンは行き過ぎにしても、ポータブルアンプにNutubeを搭載するくらいは余裕でしょうね。
っていうか実は既にiPhoneなどに使えるポータブルの真空管アンプ自体は存在してますが・・・
エレキット(ELEKIT) [TU-HP01] 真空管ハイブリッドポータブルヘッドホンアンプ TUHP01【201... |
このNutubeが実用化され普及すれば、もっと小型で電池消耗も少なく、熱も少ない真空管アンプが登場するんじゃないでしょうか。
真空管サウンドを手軽に持ち歩けるなんて、夢が広がりますね。
近年の真空管事情
というか、真空管って今では本当に限られた分野にしか使われないのでほとんど製造もされていないんですよね。
もう真空管自体は登場してから100年以上経った古い技術で、ほとんどの分野ではもっと扱いやすく安定しているトランジスタなどに取って代わってきました。
真空管の一種であるブラウン管を使ったブラウン管テレビも、液晶テレビに取って代わられて久しいです。
ブラウン管はその後も日本のシャープとインドの二社で細々と造られてはいましたが、この三社とも2015年中には完全に製造を完了する、なんて少し前に話題になったばかり。
ブラウン管を除けば後はオーディオ用として中国やロシアではまだ少し造っているのと、後は昔造られたものが放出されているのが、現在流通しているもののほとんどです。
そんな折にあえて新世代の真空管を造っちゃうんだからすごい。
オーディオ業界や楽器業界では真空管アンプは今でも現役というか、むしろ憧れの高級品ですから、需要はあると踏んだのでしょう。
このサイズですからミニアンプでも取り付けは可能でしょうし、鮪の大好きなamPlugシリーズが真空管アンプになる日も近いかも!?
ちゃお!
Nutubeのニュース記事は下記URLより。
iPhoneの音楽を真空管の音色に変えて持ち歩くレザーケース iPhone用真空管アンプケース ELEKI... |

