2014年10月19日

【 サイレントピック 】音量が4分の1以下になる究極のミュートピック!

究極のギターミュート!?

香取製作所サイレントピック.jpg


なんか手裏剣みたいな…っていうか万華鏡写輪眼っぽい。

サウンドホールカバーから弱音器、はたまた以前ご紹介したe-Guitarのような重装備なミュートなど、アコースティックギターには色々な消音器が存在しています。

それだけ、練習はしたい!でも騒音が気になる!という需要があるということでしょうが。

もちろん、AriaのシンソニードやYAMAHAのサイレントギターのような 『 最初から音がミュートされている練習用ギター 』 がベターではあるんでしょうが、別途買うにはお金もかかりますし、、やはりいつも使っている愛機で練習したいものですよね。

そんな中、最もお手頃な価格で手軽で使え、いつも通りの感触を楽しむことができるのがこのサイレントピックではないでしょうか。

サイレントピックとは?

サイレントピックとは読んで字の如く、音の小さいピックですね。

使い方は特にありません。ただこのピックを使ってギターを弾くだけで、音がミュートされるという優れものです。

香取製作所サイレントピックパッケージ.jpg

この絶妙な柔軟さがミュートの鍵

音がミュートされる秘訣は、樹脂にカーボンを配合することによりこの薄さ(ULTRA THIN)と内部が大胆にカットされた形状による柔らかさ。

この独特な柔軟性がピックから弦に伝わる力を吸収することによって、音が鳴りにくくなるというものですね。

それでいて、先端に向かって先細りの形状にすることにより弦に当たった時の感触を確保しているのもポイント。

このバランスがなかなか絶妙です。

サイレントピックの弱点

ただ、このサイレントピックには一つ弱点があります。

それは、アルペジオなど、ストローク以外の奏法には全く向いていないという点。

ストロークを前提にバランスをとって作っているため、ストローク以外では音がほとんどせず、また弦当たりの感触も通常のピックとは違ってあまり参考というか、練習にならない模様。


家でもガシガシストロークして練習したい!という方向けですかね。

っていうか、かなりガシガシストロークしないと音がほとんどしないみたいです。


普通のピックと音量を比較する動画があったので、是非チェックしてみてください。

大げさじゃなく、ビックリする程音が小さくなっています。

1分間とちょっと長い動画ですが、30秒辺りからサイレントピックを使っているので、20秒辺りから見ればOKかと思います。


ちなみにこのサイレントピック、主に島村楽器さんでお取扱いがあるようです。

最近(2014年10月現在)では島村楽器さんのほぼ全店で取り扱っているようなので、実物を見たいと言う方はお近くの島村楽器さんに立ち寄ってみてはいかがでしょう。

価格的には3枚入りで540円。

一枚180円の計算なので通常のピックに比べれば若干お高めですが、柔らかい分削れにくいでしょうし、この機能をかんがえればまぁ、妥当っていうところしょうか。

ちょっと試してみるにも悪くない価格だとは思います。

香取製作所?

このサイレントピック、香取製作所という会社さんが製造・販売を行っているピックらしいです。

香取製作所なんて会社、このサイレントピックで初めて知ったのですが、見たらこのサイレントピックとポケットクッカーなるアウトドア用品(小型の焚き火台)しか扱っていないちょっと謎な会社さんでした。

造ってらっしゃる会社は謎ですが、AMAZONや楽天のレビューも概ね好評ですし、効果の程は動画の通り。

更にはあの島村楽器さんがほぼ全店で売っているくらいですから、まぁ品質は心配ないでしょう。

むしろ、逆に言えば、いつなくなってもおかしくないかもしれないのが心配。

ポケットクッカーっていうのはもう販売終了しているようですしね。

気になる方は早めにチェックした方がいいかもです。

ちゃお!


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posted by 鮪の缶詰 at 14:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | ミュート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



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