VOX amPlug2 旧仕様からの変更点まとめ
この度リニューアルし2世代目として登場したamPlug2の主な変更点について解説。
amPlug2のバリエーション等については前回の記事をご覧ください。
・3種×3パターンのエフェクターを搭載(ギターモデル3種)
・各モデルの2段階に切り替え可能な独自モードを搭載(ギターモデル3種)
・9種のリズムパターンを搭載(ベースモデル)
・入力レベルを3段階で調整可能に(ベースモデル)
・プラグの向きが変えられるように
・電池の持ちがちょっと悪く
・オートオフ機能搭載
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3種×3パターンのエフェクターと、各モデルの独自モードを搭載(ギターモデル)
各モデルに ディレイ / コーラス / リバーブ の3種のエフェクトを新たに搭載しました。
そしてこの三つのエフェクトにそれぞれ3パターンずつの音色を搭載し、全9種のエフェクトバリエーションですね。
これらのエフェクトに加え、各アンプタイプでそれぞれに固有のモードを備えています。
(詳しくは前述の各モデルごとの解説を参照)
サウンドバリエーション的には旧モデルを遥かに凌ぐボリュームです。
9種のリズムパターンとインプットゲインの切り替え(ベースモデル)
ベースモデルには上記エフェクトは搭載していないのですが、代わりに9種類のリズムパターンを搭載しています。
種類としてはPops、Rock、Funk、Shuffle、Jazz、Skip、Samba、Special、Clickとのこと。
幅広いジャンルに対応させてますね。ベースはドラムとともにリズムの要。これは便利です。
また、インプットゲインを Hi / Mid / Lo から選べるようになり、パッシブベースから出力の強いアクティブベースまで、より適した状態で入力を受け付けられるようになりました。
プラグ角度が可変に
旧型のamPlugでは固定だったプラグの角度が可変できるようになりました。
これで使わない時はさらにコンパクトにしまえるようになっただけでなく、使用中も楽器に合わせて使いやすい角度にできるというのもGOOD。
電池駆動時間は少し短く
これはネガティブ要素ですが…
実は旧タイプよりも駆動時間が短くなっています。
旧型amPlug
アルカリ電池使用時: 約 20時間
マンガン電池使用時: 約 7時間
新型amPlugアルカリ電池使用
エフェクト、リズムパターン使用時: 約 11時間
エフェクト、リズムパターンオフ時: 約 17時間
新型amPlugマンガン電池使用
エフェクト、リズムパターン使用時: 約 4時間
エフェクト、リズムパターンオフ時: 約 9時間
これだけのサウンドバリエーションが増えたらしょうがないでしょうね。
しかし電池に関してはネガティブなばかりではありません。
実は駆動時間を伸ばすためのとある新機能が…
自動電源オフ機能
旧タイプでは電源をきちんと消さずに放置してしまうと電池がそのまま消耗し、最悪電池切れで次回使えず…なんてこともあったのですが、amPlug2では30分間入力信号がない場合、自動的に電源がオフになる機能を新たに搭載。
駆動時間自体は減りましたが、この機能で実質±0くらいまでは持っていけるんじゃないでしょうか。
消し忘れなんて結構ありがちですしおすし。
ただ、一つ愚痴らせてもらうと…そもそも電池交換って微妙に面倒ですよね。以外と高いですし。
いずれUSB給電の充電タイプになればいいかな、とか思ってたりはしますが。
どうせならQiなど無接触充電なんかついてくれるとなおいいなぁ、とか思ったり。
amPlug2まとめ
若干不満も漏れてしまいましたが、アナログ回路でありながら、これだけの機能を収めるというのはなかなかのもの。
これは前からですが、単4電池(1.5V)二本、つまりたったの3Vで駆動させてこのサウンドクオリティーは本当に画期的です。
鮪がamPlugと出会ったのは確かもう7年前になるでしょうか。
楽器フェアで初めて触れたのですが、その時は本当に驚いたものです。
そこに3×3で9種ものサウンドバリエーションのエフェクターサウンドを搭載しちゃうとは…
ベース側にはリズムパターン入れちゃうし。
ただ、完全アナログ回路を謳ってはいますが、エフェクター部分やベース用のリズムパターン部分はさすがにデジタル技術を使っているでしょう。
このサイズでアナログリバーブ搭載するとか言って、中にリバーブ用のバネまで入ってたらもう笑いながら脱帽しちゃいます。
多分、スプリングノイズが凄くて使いものにならないでしょうけども。
ちゃお!
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