2014年04月25日

アナタのアコギを7弦ギターに変身させるADD Strings

ADD Strings

なんと、

アコースティックギターの3弦に副弦を追加し、7弦ギターにできるツール

が誕生しました。(してました。いつの間にか)

ADD Stringsデモ演奏動画


かなりわかりやすいデモ動画があったのでこちらをば。

前半はADD Stringsにより追加した複弦をミュートした状態。

つまり、普通のギターと同じ状態です。

後半がADD Stringsにより追加された複弦を使用した場合。

切り替えは25秒辺りからご覧いただけますが、一瞬で切り替えができます。


このデモ動画だけでは何がなんだかわからないでしょう…

説明しよう!! (昔の戦隊ものナレーション風)


ADD Stringsとは?

説明も何も、本当は下の動画を観て頂ければADD Stringsというものがどういうものなのか

すぐにわかるかと思いますが、例によってyoutubeが見れない状況の方のために画像で解説します。


ADD Stringsは要は普通のアコースティックギターに手軽に弦を一本追加するキットです。

(やろうと思えばほかの場所でもいけそうですが、3弦の横に副弦を追加することを前提にしている模様)

特に穴をあけるとかそういう加工・改造も必要ないので、弦の張り方がわかる方なら誰でもできるかと。

鮪がこのキットで最も優れていると思うのは、各パーツが簡単に取り付けることができるということ。

裏返せば、 簡単に取り外しもできるということ。

そう、使わないときははずしてすぐに元の状態に戻せます。

これって結構大事だと思う。戻せないとなると、お気に入りのギターには試せませんから。


副弦がわからない方は、12弦ギターを思い浮かべてください。

普通のアコースティックギターと同じ弦のすぐ横に一本ずつ弦が張られていて2本ずつになっていますよね。

この横に張られたサブの弦を副弦といいます。この弦が二本張られた状態のことを複弦と言います。

ややこしいことにどちらも フクゲン です。どこか取り違えて誤字ってたらゴメンナサイ。


あえてややこしい言い方をすると、ADDStringsとは

3弦に副弦をつけて複弦仕様にするためのキットなのです。

しかもデモ動画のように、この追加した副弦をミュートしたりまた出したりすることができるのも魅力。

キット内容

ADDstringsキット内容.jpg

これも弦ブッシュと言っていいのかはちょっと鮪も悩むところですが、そういっておきましょう。

キットというからには、パーツだけではなく取り付けるための道具も揃っています。

で、なんだかごちゃごちゃ多いように感じますが、実際はブリッジ弦ブッシュと、追加ペグだけでOK。

ホールのふちに挟むだけですし大して邪魔にもなりませんが、ミュートは使う方だけつければいいです。

弦ブッシュと追加ペグも加工なしで簡単にパーツもすぐはずせますしね。

ADDStrings取り付け!

1.まずは追加ペグを取り付けちゃおう!
AddStringsペグ取り付け.jpg

右下のみたいにツマミの向きを変えることもできるようにできている模様。お好みでどうぞ。

何も難しいことはありません。ヘッドの空いているところに挟んで、ネジを回して取り付けるだけ。

ただし、ナットになるべく余計な負担をかけたくないのでブリッジから

弦を入れるペグの穴の先端までがまっすぐになる位置につけるのが吉。

ADDstrings-ベストな取り付け.jpg
これがベストな取り付け。本当は、他の弦もストラトキャスターみたいに弦がペグにまっすぐ向かう方が負担が少なくていい。

取り付け・はずしは簡単だし、位置はすぐに変えられるのでそんなに気負うこともないですけどね。
2.ナット溝加工
いきなりですが、鮪は嘘吐きです。さっそくですが既に嘘を一つつきました。

特に加工・改造は必要ないと書きましたが、実はナットに少しだけ加工が必要なのです。

とはいっても、特に難しいことは何もありませんし、別に後々ギターに影響がでるような加工でもありません。

追加する副弦がナットにひっかかるように、ちょっとだけ溝をつけてあげればいいのです。

ADDStrings-ナット加工.jpg

ナットに溝を彫る、というと抵抗ある方多いと思います。実際ギターを造る時にやるのは難しい加工ですが、

今回は専用のミニソーとガイドが付いているので、少しも難しいことはありません。

画像の様にガイドを2弦と3弦に当てて、その横にソーを当て、そのまま少し掘るだけ。
追加する弦がひっかかる程度に掘ってあげればOKです。

欲を言えば弦高に関わる場所なので、押さえてみて隣の3弦主弦と比べて

違和感がない程度までは掘ってもOKですが、掘りすぎは禁物ですよー。


更に欲を言えば、ナットのネック側からヘッド側に向けて、少しなだらかなカーブを持った坂にしてあげるといいです。

弦のゴールは追加ペグ穴なので、こっちに向かってちょっとだけ。

かといって真っ直ぐペグ穴に向けてもよくないです。

これは何度かチューニングする内になじんでくるものなので、あくまでちょっとだけ、ネ。

以上ギター製作経験者からのアドバイス。
3.弦を張る。
後は、弦を張るだけです。まずは付属の弦ブッシュに弦を通します。

ADDstrings-弦を通す.jpg

そいでもって、これを4,3,2弦のブリッジピンに引っ掛ける。

ADDstrings-ブリッジ取り付け.jpg

親切なことに、オベーションタイプのブリッジ(画像内左下)にも使える弦ブッシュも付属してます。

ちなみに替えが必要な時は09の太さの弦をバラで買えばOK。(エレキギターのライトゲージの1弦にあたる太さ)

ちょっと太いかもですが、.10くらいまでなら問題なく使えると思います。
(これはアコギ弦のエキストラライトゲージもしくはエレキギターミディアムゲージの1弦の太さ。)

で、伸ばしてきた弦を手順1で取り付けておいたペグまでまっすぐ持ってきて、弦を張るだけ!!

真っ直ぐになる場所にペグを取り付けてあれば、自然に掘った溝にはまるはずです。

もしずれているならペグの位置を変えてやるか、他の弦と同じように弦を横に曲げた状態で張ればOK。

ただし、曲げる場合は溝が浅いとひっかからず横にずれてしまう可能性があるのでペグ位置を変えるのがいいでしょうね。

以上!

これで完成です!

後は溢れる思いの丈を、生まれ変わった愛機にぶつけてやるだけ!!

ADD Stringsミュート

で、ミュートを使いたい方はホールに取り付けて(これも特に加工不要)、

ミュートしたい時はキノコ型の傘の下にひっかけてやればミュートされますです。

逆にミュートを解除するときははずしてやればOKますです。

デモ動画をご覧頂いた方はご存知かと思いますが、一息あればつけはずし可能なので

曲の編成によっては1小節も間があれば切り替えできるレベル。便利ですます。

■□さて、ADD Stringsの気になるお値段は…□■
これだけ便利で親切で面白いものなどさぞお高いんでしょう…?

そう思う方もたくさんいらっしゃるかと思いますが…


日本では市販されておりません。

繰り返す。

日本では市販されておりません。 ※2014年4月25日現在


じゃあなぜ取り付け講座なんてしたんだ。謎である。鮪にもわからん。


さも取り付けたことがあるかの様に語りましたが、あくまでこういう手順がいいだろう、

というので勝手にやっただけです。実際紹介動画からキャプチャーとってきたくせに、順番変えてます。

っていうかあんな取り付け順だとやりづらくてしょうがないと思う。

これだからメリケンは… ※アメリカの方ゴメンナサイ、これオランダ製です。

そういうわけで、どなたかゼヒオランダから個人輸入でもして一度お試しいただければと思います。

価格は付加価値税を入れて66.40ユーロ。

2014年4月25日現在の相場が1ユーロ=約141円なので、9,362円程度。


送料とかもろもろ考えても2万はいかないかと。やったことないから知らんけど…

取り付けた方とかいらっしゃったら、是非是非感想教えてください。

ちゃお!




posted by 鮪の缶詰 at 17:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 楽器用品・グッズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



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