最近流行りなメガサイズが楽器にも。その名も 『 バスハーモニカ 』
前回ご紹介したサブコントラバスフルートより低音つながりで、今回はバスハーモニカをご紹介します。なぜだか映画の『 ビッグサイズミー 』 を連想する鮪。メガハーモニカって感じ。
用途とか
いや、主にアンサンブル用、というかアンサンブル用以外ではほぼ使われません。
用途が限定されているので売れているかどうかで言えばかなり微妙なところですが…かといってハーモニカアンサンブルでは他で代用することができないので、ハーモニカで有名なTOMBOさんやSUZUKIさんなど各社でも細々ながら製造は続けています。
ただ、ある程度ハーモニカに特化した楽器屋でないと取り扱っていないと思います。
ちなみに鮪がいた某楽器屋でもTOMBOさんのNo.1248G ユニクロマチックゴールドやNo.1921S 超特急イワサキソロ、SUZUKIさんのF-20E ファビュラスなどなど。
高めのハーモニカも結構売れていたのですが、バスハーモニカは一度も売れたことはありません。
メーカーと取引がある楽器屋であれば取り寄せや新たに製作を依頼することは出来るでしょうが…
ちなみに、上としたで二列にリードを並べている形状からダブルバスハーモニカと呼ばれることもあります。
※2014年11月13日追記
演奏動画
この方があえてそういう吹き方をしているということもあるのでしょうが、音の終わりが びよよーん という跳ねるような、かなり特徴的な音がします。
口琴という楽器があって、なんだかそれっぽい音だなぁと思いました(小並感)。
楽器としての特性
なお、ハーモニカには 『 吹いても吸っても音が出る 』 という特性があってこれにより息を吹き込む楽器ながら息継ぎで音を途切れさせず演奏できるのが特長なのですが、このバスハーモニカは吹いた時にしか音が出せません。呼吸が大変そうで。
これも一つ、バスハーモニカの特徴として憶えておきましょう。
テストには出ませんけれど。
ちゃお!
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ボディが木、プラスチックとなり、現行品は再び木になっています。
さっそく記事に反映します。
何分ハーモニカの知識が少ないもので、助かります。
これからも是非よろしくお願いします!